広い和室と縁側が印象的だった立派な日本家屋。その趣を大切にしながら、冬の寒さや暮らしの変化に寄り添うリフォームをご提案しました。
かつての和室と縁側をダイナミックにリビングへ取り込むことで、木をふんだんに使ったぬくもり溢れる大空間が一現しました。一番のこだわりは、室内から庭へと視線を誘うように伸びる、美しい羽目板の天井です。ここからこぼれる間接照明の柔らかな光が、木肌の質感をより豊かに引き立て、ご夫婦がゆったりと寛げる時間を演出します。
テレビの背面に配したのは、力強い石調タイル。そこへ以前の床の間にあった「落とし掛け」を飾り木として再利用しました。家の歴史が新たなデザインの一部となり、暮らしの中に懐かしい思い出が息づきます。また、ダイニングとの間には視線が抜けるパーティションを設置。普段は心地よく仕切って冷暖房効率を高め、ご家族が集まる際には開放して、庭まで視界が広がる一体感のある空間として使い分けることができます。
お悩みの種だった冬の寒さは、壁や床への断熱改修と、複層ガラスへの交換で解決しました。足元には床暖房を完備し、厳しい冬の日でも素足で過ごせるほどの心地よさです。以前は和室からしか見られなかったお庭の景色を、今は温かなリビングのどこからでも楽しむことができる。そんな、光と風、そして家族の記憶が心地よく巡る住まいへと生まれ変わりました。






担当した店舗

堺泉北店〒590-0103 大阪府堺市南区深阪南930-1


