剥き出しの梁やダクトが目を引くキッチンは、珪藻土やタイル柄クロスの白と、ダクトレールやカップボードの黒を組み合わせた、インダストリアルテイストのかっこいい空間になりました。
以前は、壁に囲まれたリビングダイニングと分かれて、小さな段差があったＬ型キッチン。お子様の様子がわかるように壁を取り払い、オープンな対面Ｉ型キッチンになりました。お施主様が気になっていた、キッチンとリビングダイニングの間にある小さな段差は、排水方式を確認したところ、段差を解消できることが判明。段差をなくすことで、空間がつながると同時に安全性がアップし、お掃除ロボットも問題なく行き来できるので家事も楽になりました。
調理器具や食器、ストックをすっきり収めるのは、システムキッチンの便利な収納と作業スペースも備えたカップボード。存在感のあるヴィンテージメタル柄の扉と、甘すぎないチェリー材で出来た収納は、コンクリートの梁やダクトのかっこいい空間とマッチしています。トースターやレンジなど調理家電も置けるカウンターは、家事をするのにちょうどいい高さ。カウンターの下にはゴミ箱を置けるようにしました。「ここにはこのアイテムを置く」とリフォーム後の生活をしっかり想像しながらプランを作ることで、アイテムがすっぽり収まり動線や間取りが凸凹することを防ぎます。
