広い和室と縁側を持っていた立派な日本家屋のお家。しかし、和室を使うことが少なく、冬の寒さがお悩みの種でした。そこで、今の暮らしに合わせつつ、お住まいの素敵な和の魅力を残したリビングにリフォームすることをご提案。
縁側と和室の一部をリビングダイニングに取り込み、木をふんだんに使ったぬくもりを感じる空間へ一新。和室からしか見えなかったお庭を、ダイニングからもお楽しめいただけるようになりました。景色を楽しめるだけでなく、光や風が通り一日中快適。
そんな快適なリビングで印象的なのは、木目が美しい羽目板天井と存在感のある石調タイルのテレビ壁面。羽目板天井からこぼれる優しい光は、木のぬくもりを引き立て、ご夫婦のくつろぎ空間を演出。庭へと延びるように設置したことで、視線を庭へと誘導する効果も。ダイナミックな模様の石調タイルをあしらったテレビの壁面も、間接照明で照らすことで明るすぎず気品漂う空間に。床の間にあった落とし掛けを再利用した飾り木をアクセントにし、おうちの思い出も楽しみいただけるようにしました。
ダイニングとの間には、仕切っていてもつながりを感じられるパーティションを設置。普段は仕切ってご夫婦のくつろぎ空間として、お子様家族が来た時は開けて一緒に過ごす空間として、楽しい時間をお過ごしいただけます。エアコンを使う季節は、賢く仕切ってエコで快適に。隣の和室との扉には、襖からモダンな格子型の引き戸に変更。適度に光も取り込める格子調ドアは、落ち着いた色で和のイメージにも馴染み、和洋どちらにも調和。新しいリビングと以前の雰囲気を残した和室を、つないでくれます。
お悩みの一つだった冬の厳しい寒さは、壁や床に断熱材を入れるのは勿論、掃き出し窓は複層ガラスを用いた快適でエコな窓で解決。床暖房完備で素足でもホカホカ。冬の厳しい寒い日でも、快適にお過ごしいただけるようになりました。冬の厳しい寒さはもちろん、夏の光熱費対策にもなっています。
