リフォームコラム
お家の健康診断、中古住宅インスペクション(住宅検査)

お家の健康診断、中古住宅インスペクション(住宅検査)

お家の健康状態は大丈夫?
中古住宅を売る前、買う前に住宅検査士へご相談ください。

シロアリ被害があったり、床下が高湿度状態になっていないか、過去のリフォームで耐震性が弱くなっていないか、見えない屋根裏で雨漏れが発生していないか、外壁が劣化していなかなど、リフォームに掛かる費用を購入前に専門家に算出してもらいませんか?

気に入った立地や間取りだけで不動産を決めてしまい、その後に予定外のメンテナンスが発生することがあります。お客様が新生活後も安心してお暮らしいただける様に、スペースアップのインスペクション(住宅検査)をご利用ください。

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スペースアップのインスペクション(住宅検査)

このような方にぜひおすすめです

  • 中古住宅・マンション購入をご検討中
  • ご自宅をリフォームする予定がある
  • ご自宅の劣化や耐震性に不安がある
  • 所有される賃貸住宅をリフォームする予定がある
  • ご自宅を売却する予定がある
  • 所有される賃貸住宅に付加価値をつけたい

検査箇所・項目

お家まるごと、劣化や破損などを検査します。耐震など基礎の造りから、プロが見ないと分かりにくいシロアリ被害などを、住宅検査士が診断。必要なメンテナンスや不具合を見つけます。
※マンションも検査可能です※掲載の検査箇所は一例です

住宅検査後の主な改修工事とは?

耐震性能をアップして、毎日の不安を解消!

インスペクション(住宅検査)をしたW様邸で必要になったリフォームをご紹介します。大きなリフォームは主に耐震性を高める工事となりました。

今回インスペクション(住宅検査)をされた大阪狭山市在住のW様邸
築年数…48年 昭和54年2階増築
家族構成…夫婦2人
形態…戸建て
今回の改修工事金額…300万円
動機…2階を増築したので耐震性が心配。補助金を使いたい
改修工事が必要となり今回新たにリフォームしました。

耐震工事の施工実例と施工部材のご紹介

筋交い(すじかい)の設置

筋交い(すじかい)とは?
柱と柱の間に斜めに入れて建築物の揺れに対して補強します。耐震診断の結果、入れる必要がある箇所に設置します。

〈今回の工事では…〉
和室を中心に計4箇所に筋交いを設置しました。工事後はクロス壁仕様にして明るいお部屋になりました。

制震ダンパーの設置

制震ダンパーとは?
制振ダンパーとは、地震時に建物の揺れを軽減する装置です。様々な形状があり、場所や強度に応じて設置します。

屋根を軽量化

軽量化のメリット
重い屋根は地震力が増大し、地震で揺れた時振り子の様に大きく揺れ、建物を倒壊させる恐れがあります。家屋上部の重さが軽減される事で建物の揺れも小さくなり、瓦が落ちるリスクは大幅に下がります。
〈今回の工事では…〉
土の上に和瓦を載せた在来屋根を、屋根防水シートから全て施し、従来より1/3軽くなった瓦を採用、施工しました。

アラミド繊維による基礎補強

アラミド繊維とは?
鋼材と比較し、重量は約5分の1、引張強度は約7倍。耐久性に優れ、高速道路や橋など大型建造物にも使われている素材です。建築基準法にて、木造住宅の基礎は鉄筋入りのコンクリートと定められているので、同じ働きをするアラミド繊維を使用して補強します。

補助金が活用できます!

今回のW様邸では、70万円が耐震改修費用の補助金として交付され、リフォーム金額の合計から減額することができました!(耐震改修費用の補助金は各自治体により条件や金額が異なります。)
詳しくはお気軽にスペースアップへお問い合わせください!

記事の監修者

設計士

西村佳晃

一級建築士 / 一般耐震技術認定者 / 宅地建物取引士

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。