リフォームコラム

正しい施工方法は?外装リフォームの施工の流れ

新築やリフォームから10年前後たつと、そろそろ次の塗装時期がやってきます。外壁リフォームはただ塗りなおせばいいというわけではなく、施工方法をしっかり守ることが大切です。いくら高性能な塗料を使ったとしても、施工方法を守らないと本来の美しさや耐久性は発揮できません。

今回は外装リフォームの流れにそって、正しい施工方法のポイントを解説していきます。業者まかせにせず正しい知識を知っておくことで、時間やお金をムダにすることなく、大切な家をきれいに保てますよ。

外壁塗装の流れ➀養生

まずは安全確保のための足場を組み、塗料で汚したくない部分を養生シートなどで保護します。養生する部分は玄関ドアや植栽、車、自転車、室外機など。また建物全体は飛散防止ネットで覆って、洗浄時の汚水や塗料、ホコリなどが飛び散らないようにします。

外壁塗装の流れ②高圧洗浄

外壁には排気ガス・泥・カビ・コケ・古い塗膜など、さまざまな汚れがついています。この汚れを落とさないまま塗装すると、塗料はきちんと密着しません。

どれだけ高性能な塗料を使ったとしても、洗浄がきちんとできていなければ1~2年で塗装が剥がれてしまうことも。塗装前には必ず高圧洗浄でしっかり汚れを落とすことが大切です。

バイオ高圧洗浄でカビ・コケの根まで一網打尽

外壁の汚れの7割が、カビやコケなどの雑菌。水洗いで表面はきれいに見えたとしても、実は目に見えない根っこの部分は残ってしまいます。

カビやコケの根までしっかり除去できるのが「バイオ高圧洗浄」です。外装の汚れを落とすために開発された専用クリーナーで、汚れを根こそぎ落とします。

外壁塗装の流れ③下地補修

新築から10年以上たった外壁は、ひび割れやシーリング劣化などの症状がみられるのが普通です。適切な補修をしてから塗装しないと、塗料が剥がれてきたり、漏水の原因になったりします。

下地補修は上から塗ってしまえば目に見えない部分。業者によっては軽視されがちですが、実はとても重要な工程です。ときに塗装以上に時間をかけることもあります。

モルタル外壁ではクラックを補修

モルタルは、セメントと砂を水で練ったものを塗りつけて、乾燥させた外壁です。1990年以前の戸建て住宅ではよく採用されていました。

モルタルは表面に小さなクラックが必ず発生するので、塗装前に下塗り剤を刷り込んで補修。大きなクラックはV字にカットし、シーリング材を充填します。

サイディング外壁はシーリング処理が重要

サイディングはパネル状の外壁材を並べて張り、つなぎ目にシーリング材を充填した外壁です。最近の戸建て住宅では主流となっています。

10年くらいたつとシーリング材が痩せたりひび割れたりしてくるので、新しいシーリングへの「打ち替え」を行います。このとき塗装に15年、20年と長持ちする塗料を使う場合、シーリングもあわせて高耐久なものを選んでおくと、次のメンテナンス時期がそろえられます。

外壁塗装の流れ④塗装

下準備が完了したら、いよいよ塗料を塗っていく作業に入ります。外壁塗装は適切な厚みを出して塗ることが大切です。

薄くかすれた部分があるということは、正しく塗装できていない証拠。基本を守って、正しく施工する業者に頼んでくださいね。

外壁塗装は3回塗りが鉄則!

外壁塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」と3回重ねて塗るのが鉄則です。各工程にはそれぞれ役割があります。

  • 下塗り:下地と塗料をしっかり密着させる
  • 中塗り:かすれや薄い部分が出てくる
  • 上塗り:塗装に厚みを出して耐久性アップ

どの工程を省いても、美しく長持ちする塗装に仕上げられません。なんとなく表面がきれいに塗れているか……ではなく、正しい塗装方法をとられていることが重要です。

外壁塗装の流れ⑤点検

塗装が乾燥したら、お引き渡しの前に仕上がりをチェックします。予定通りに工事が進められたか、塗料の飛散はないかなど、足場を解体する前に確認しましょう。

基本的には業者側でもしっかりチェックしますが、気になることがあれば早めに確認されると良いでしょう。

セルフチェックのポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事/外壁リフォームで大切なチェック体制

まとめ

外装リフォームでは、高圧洗浄や下地処理をていねいに行ったうえで、正しく3回塗装で厚みをだしていくことが美しさと長持ちのポイントです。

なるべく外壁塗装は安く済ませたいと思われるかもしれませんが、手抜き施工で塗膜の劣化が早まると、無駄にメンテナンス費用がかかってしまいます。

ぜひ業者選びの際には安さだけでなく、正しく施工してくれる会社にお願いするようにしてくださいね。

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