リフォームコラム

梅雨の時期もお家で快適に過ごすために――湿気対策の2つのポイント

こんにちは、スペースアップです。

この時期、湿気でお悩みの方は多いのではないでしょうか。放っておくと、臭いやカビの原因になることも。そこで今回は、お部屋の湿気対策を2つのポイントに絞ってご紹介します。

1つ目のポイントは、「湿気対策商品で備える」ことです。

まずご紹介するのは、LIXILの「エコカラット」。調湿機能をそなえた壁材であるエコカラットは、デザインが豊富なのでお部屋のインテリアにもなります。エコカラットには空気を吸放出する孔(あな)があり、調湿効果は珪藻土の約6倍といわれています。

結露を抑えてカビやダニの繁殖を抑制させる効果もあり、洗濯物を部屋干しする方にもおすすめです。

続いてご紹介する商品は、「浴室乾燥機」です。乾燥器がついた浴室なら、素早く乾くためカビや湿気を防げます。また、乾燥機にかけられない服を干して乾かすこともできます。

湿気対策の2つ目のポイントは、「風の流れを確保する」ことです。

こちらのお家では、寝室とリビングが、ウォークインクローゼットと廊下でつながっています。扉を開ければ、リビングの窓から寝室の窓まで、風が通り抜けます。

湿気が発生する原因には、風通しの悪さがあります。風通しの良い窓の配置にしたり、間取りを工夫したりすることで、湿気の不快感から解放されます。たとえば、北側と南側に窓を設け、風の通り道を作るだけでも、空気が循環するのを感じられるでしょう。

こちらのお家では、使っていなかった天井裏を開放し、天井高を上昇させました。ドアや壁を作らずに、アクセントクロスで間仕切りを設け、開放的で通気性の良い空間を実現しています。

最新の湿気対策を施し、快適で居心地のいい生活を手に入れましょう。湿気対策や通気性でお悩みの方は、ぜひスペースアップにご相談ください。

記事の監修者

設計士

西村佳晃

一級建築士 / 一般耐震技術認定者 / 宅地建物取引士

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。