リフォームコラム

窓シャッターの取り付け方法とメリット

出典/LIXIL

台風シーズンに大活躍し、住まいの防犯性も高める雨戸やシャッター。最近は従来の左右にスライドする「雨戸」ではなく、上部のシャッターケースに収まる「シャッター」が人気です。リフォームでも後付けや交換ができるので、取り付け方法や種類などを見ていきましょう。

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窓シャッターを後付けするメリット

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窓シャッターとはこのように、アルミやスチールを上下に移動させて開閉する形状が基本です。窓の外側に取り付けることで、次のようなメリットがあります。

台風や強風から窓を守る

窓シャッターが最も活躍するのが、台風など天気の悪い日。シャッターを閉めておくことで、強風で飛んできた物で窓が割れる事故を防げます。

窓からの侵入対策になる

戸建住宅での侵入・窃盗被害は、無防備な窓から入られるケースが大半です。窓のカギを閉めていても、ガラスを破って侵入されてしまうことがあります。窓シャッターがあれば、夜間や外出時の侵入対策になり安心です。

光や風をコントロールできる

昔ながらの雨戸を閉めると、家の中が真っ暗で外の風も入ってきません。しかし最近の窓シャッターには、採風・採光機能のある商品も。「防犯対策をしながら、外からの光や風は取り込む」「夏は暑い日差しを遮りながら、涼しい風を取り込む」などさらに便利にお使いいただけます。

窓シャッターを後付けする費用の目安

窓シャッターをリフォームで後付けする際には、商品価格に加えて工事費がかかります。費用はシャッターの大きさや種類にもよりますが、手動シャッター・電動シャッターそれぞれの目安をご紹介します。

手動シャッター:約16~20万円

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手動で開閉するタイプ。古い雨戸は重くて動かすのが大変だったという方も、新しいシャッターなら軽い力で開閉できます。

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高い位置に取り付ける場合も、紐をひっぱって簡単に降ろすことができます。

電動シャッター:約25~50万円

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リモコンやスマートフォンから操作できるタイプで、価格は手動シャッターに比べて高くなります。窓を閉めたまま動かせるので、開閉時に雨風や虫が室内に入ることがありません。またタイマー設定で朝に自動で開いたり、スマホアプリで外出先から開閉できたりと、便利な使い方ができる商品もあります。

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最近のシャッターには、障害物感知機能がついています。シャッターの下降中に障害物があれば自動で停まるので、挟み込み事故を防止できて安心です。

窓シャッターの取り付け方法

窓シャッターの後付けは、最短1時間ととても短時間の工事。手軽に取り入れられるのもメリットです。取り付け方法は、主に「新規に取り付ける」「既存の雨戸と交換する」という2種類あります。

取り付け方法➀新規に取り付ける

今、雨戸やシャッターがついておらず、窓まわりにスペースが確保できれば、外壁の上から新しい窓シャッターを取り付けられます。窓も外壁もそのままで、最短1時間で簡単に取り付け可能です。

ただし途中までタイル張りなど、外壁に段差がある場合はそのまま設置できません。ご自宅に設置できるか分からないときは、リフォーム業者に現地調査をお願いしましょう。

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「窓を開けたまま寝たいけれど、防犯が心配」という方には採風タイプのシャッターがおすすめ。シャッターを閉めたまま、風を取り込んで快適にお過ごしいただけます。

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「暑い日差しを遮りたいけれど、真っ暗になるのは嫌だ」というお悩みも解決。シャッターの羽が開閉することで、直射日光や外部からの視線を遮りながら、ほどよい明るさは取り込めます。

取り付け方法②既存の雨戸と交換する

既に古い雨戸がついていても、木製雨戸が重くて開閉しにくく、なかなか活用できていないというお宅も多いですよね。そんなときには枠をそのまま残して、雨戸パネルのみの交換で済むケースもあります。新しい商品に交換すれば、軽い力や自動で開け閉めできて、もっと活用できますよ。

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従来品より飛来物に強く、断熱性に優れた「防護断熱タイプ」の雨戸パネルも。多くのメーカーの雨戸に対応しています。枠の工事も不要なので、最短30分とスピーディーに施工できます。

台風時期までに窓シャッターを設置しよう

窓シャッターを後付けするリフォームは、最短1時間の工事で気軽に行うことができます。夏~秋の台風が増えてくる時期までに設置して、台風シーズンも安心してすごせる住まいにしませんか?

スペースアップでは、お住まいや希望に合わせた窓シャッターの種類をご提案できます。無料でご相談・現地調査に対応いたしますので、「うちには窓シャッターは後付けできる?」「どんな種類のシャッターが良さそう?」など、ぜひお気軽にご連絡ください。

記事の監修者

設計士

西村佳晃

一級建築士 / 一般耐震技術認定者 / 宅地建物取引士

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。