リフォームコラム

戸建ての中古住宅を購入するときの注意点!インスペクションとは?

戸建ての中古住宅を購入するときには、間取りや内装だけでなく、土台や基礎、屋根、外壁などチェックしなければならない重要なポイントがいくつもあります。今回は購入前のセルフチェックのポイントと、プロに見てもらうべきポイントをご紹介しますので、参考にされてください。

【ポイント1】家の外まわりをチェックする

まずは家の外観のチェックから。ポイントとなるのは「外壁・屋根・軒裏・基礎」の4か所です。屋根や軒天など高い位置を見るために、双眼鏡などを持参すると便利です。

外壁・屋根

外壁や屋根には、雨風や紫外線から建物を守るという大切な役割があります。雨漏りしそうな箇所(クラック・塗装の剥がれ・破損など)はないか、目で見たり手で触ったりして確かめます。

2階のベランダなどから見ることもできますが、身を乗り出すと危険なので気を付けましょう。屋根もなかなかご自身でのチェックは難しいので、プロの手を借りることをおすすめします。

軒裏

軒裏とは外壁から外にとびだした、屋根の裏側部分のこと。下から見上げてみると、雨が染みて黒ずんでいることがあります。雨漏りしたり、軒先から雨が吹き込んで染みたりしている可能性があります。

基礎

基礎は建物全体を支える部分なので、大きな問題があると耐震性や耐久性においてリスクが高くなります。基礎の不具合で代表的な症状が、クラック(ひび割れ)です。幅0.5mm が判断基準の1つとされており、これより大きなクラックが見つかる場合は注意しましょう。

【ポイント2】室内の内装や建具をチェックする

次は家の中に入って、内装や建具をチェックしましょう。床を歩いたり、扉や窓を開け閉めしてみたり、臭いをかいでみたりと、目視以外でも確認されると良いですよ。

壁・天井

住宅内の壁や天井のクロスの汚れ、はがれ、ニオイは気にならないでしょうか。クロスの寿命は10年前後なので、もし古くなっているようなら張り替えたほうが良いかもしれません。また、壁や天井に雨漏りのあとがないかもしっかり見ておきましょう。

床を歩いたときに、きしんだり沈んだりする場合は要注意。気になる大きな傷や隙間、傾きなどがないかもチェックしておきたいです。

建具

扉や窓も重点的に確認しておきたい場所です。実際に開け閉めして動きはスムーズか、変な開閉音がしないか、鍵の施錠がしっかりとできるかなどをチェックしましょう。

収納

クローゼットや押し入れ、靴箱なども実際に開けてみてください。扉の動きはスムーズか、目で見ておかしいところはないかといった他に、変なニオイがしないかどうかも確認したいです。

【ポイント3】床下・屋根裏をチェックする

普段は目にすることの少ない床下や屋根裏ですが、中古物件を購入されるなら絶対にチェックしておきたい箇所です。なかなかセルフチェックが難しいので、プロにチェックしてもらうと安心です。

床下

床下はキッチンの点検口から確認できる物件が多いです。床下に湿度がたまったりカビのニオイがしたりしないか、基礎や土台に亀裂ができていないかなどのポイントを確認します。

特に木造住宅ではシロアリ被害も深刻です。シロアリが上がってきたあとである「蟻道」がないか、床下と外からしっかり確認しましょう。

小屋裏

小屋裏の点検口は、収納内の天井にある物件が多いです。屋根裏収納があれば、のぼって目視できることもあります。雨漏りはないかを確認。結露が激しいと、カビが生えたり建物自体が傷んだりするリスクがあるので要注意です。

中古住宅購入前にインスペクションを活用しよう

内装や建具などと違って、構造部分や床下、小屋裏などはなかなかご自身でのチェックが難しいです。基礎や土台、柱、梁など構造上重要な部分は、耐震性や耐久性にも直結するので、自己判断だけで物件購入を決めるのは不安ですよね。

戸建住宅ではマンションと違って、構造部分のチェックポイントも多いため、ぜひプロによる「インスペクション(住宅診断)」を受けることをおすすめします。設計や施工に詳しい専門家によって、劣化や欠損を調べてアドバイスをもらえます。

ただし本格的なインスペクションを業者に頼むと、数万円からの費用がかかります。インスペクションを受けるのが難しい、迷っているという場合には、スペースアップにご相談ください。戸建ての中古住宅を購入する前に、一度プロが一緒に物件を見に行かせていただきます。

不動産業者とは違う第3者が見ることで、問題点やトラブルにつながりやすい部分もしっかりとチェック。「総合的に診て物件の状態は良いのか?」「現状のまま住めるのか?修繕が必要なのか?」など知ったうえで、安心して物件を購入していただけますよ。

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