リフォームコラム

ステンレスキッチンの特徴やメリット・デメリットを解説!価格相場についてもご紹介!

キッチンは毎日使う場所。リフォームする際には、デザインや素材など悩みますよね。システムキッチンには、ステンレスやホーロー、大理石などさまざまな素材がありますが、今回はお手入れがしやすくスタイリッシュな、ステンレスキッチンについて詳しく解説します。ステンレスならではのメリット・デメリットから、価格の相場や実例までご紹介しますので、どのようなキッチンにしようかお悩みの方はぜひご覧ください。

ステンレスキッチンとは?

ステンレスは英語でstainlessと表記し、直訳すると「サビない」という意味です。名前の通りサビにくいのが特徴で、食器や調理器具、電化製品など身近なものにもよく使われています。

ステンレスキッチンと一口に言っても、シンクやワークトップのみをステンレスにしたキッチンもあれば、キャビネット自体がステンレスで作られたオールステンレスキッチンもあります。ステンレスのメリットやデメリットを理解して、自宅のキッチンにステンレスを使うのか、それとも人工大理石やホーローなどの素材を使うのか考えてみて下さいね。

ステンレスキッチンのメリット

水に強い

ステンレスは、水に濡れてもサビたり腐食したりしにくい素材です。特にキッチンでは洗い物をしたり料理をしたりと、水を使う場面がかなり多いもの。キャビネットやワークトップ、シンクの素材選びでは、水への強さというのが欠かせないポイントの一つになるでしょう。

熱に強い

ステンレスの細かい種類にもよりますが、耐熱温度はおよそ700〜800度前後といわれています。熱いフライパンをワークトップにうっかりおいてしまっても、焦げや変色などしにくいでしょう。また、大理石などの明るい色のワークトップと比べると、仮に焦げや変色があっても目立ちにくいというメリットもあります。

掃除がしやすい

ステンレスは金属であるため、水分や汚れが染み込みにくいです。表面に付着した汚れを、さっと簡単にふき取ることができるため、お手入れが簡単です。また、頑固な汚れがあるとき、中性洗剤やクリームクレンザーなど、使える洗剤の選択肢が多いのもうれしいですね。

臭いがつきにくい

ステンレスには、臭いが付きにくいというメリットもあります。例えば木製のキャビネットの場合、調味料がこぼれたものがキャビネットに染み込んでしまって、シミやにおいが取れないといったことがあります。しかしステンレスの場合は、表面の汚れをふき取るだけで、汚れも臭いも取れやすいでしょう。

サビにくい

ステンレスは鉄を含む金属ですが、サビにくいという特性があります。空気に触れると、鉄よりも先にクロムがイオン化し、厚さ数ミリの薄い酸化皮膜を生成することによってサビを防ぎます。しかし、もらいサビという他の素材からサビがうつる場合があるので、その点は注意が必要です。もらいサビについては、後ほど詳しく紹介します。

デザイン性が高い

ステンレスキッチンを選ばれた方には、デザインを気に入ったという方も少なくありません。他にはないシルバーの無機質でクールなデザインがかっこよく、スタイリッシュな印象ですね。最近では無機質なステンレスと優しい木目の異素材ミックスも人気。どのようなデザインとも違和感なく、なじみ易いのもステンレスのいいところです。

リーズナブル

ステンレスは、大理石やホーローなどの素材と比較してリーズナブルなので、予算があまり取れない方にも取り入れやすいでしょう。しかし、ワークトップやシンクがステンレスというだけでなく、キャビネット自体もステンレスの「オールステンレス」といわれるキッチンは、一般的な木製キャビネットのキッチンよりも高価な場合も。どの部分までをステンレスで仕上げるかによっても、総額は大きく変わってくるでしょう。

ステンレスキッチンを検討する際の注意点

傷がつきやすい

金属でできているステンレスですが、意外と表面は固くないため、細かい傷が付きやすいです。スポンジの固い面でこすったり、食器がぶつかるなどの理由で傷が付く場合もあります。ステンレスの傷を目立たなくするには、ツヤがある鏡面仕上げタイプのステンレスキッチンを避けるのが一つの方法です。表面に凹凸のついたエンボス加工やヘアライン加工、バイブレーション仕上げなど、傷が目立ちにくい加工のステンレスを選ぶと扱いやすいですよ。

もらいサビに注意

ステンレスは耐熱性が高く、水やさびにも強いため、気軽に使える点がメリット。しかしもらいサビが起きやすいので、その点は注意しましょう。
もらいサビというのは、サビが出ている金属製品から、サビがステンレスに移ってしまうことをいいます。濡れた缶詰や飲み終わったアルミ缶、サビのついた調理器具などから移ってしまう場合があるので、金属製品の取り扱いには気を付けましょう。
万が一サビが出た場合は、クエン酸やクリームクレンザーなどでサビを取ることもできます。しかし長く放置すると取れにくくなってしまうので、早めに対処するほうがよさそうですね。

水垢はこまめに掃除を

シルバーカラーのステンレスは、白い水垢が目立ちやすいです。例えば水道の蛇口などで、白いうろこ状の水垢がこびりついていることがありますが、あれは水道水のミネラル分が固まったもの。水気があると水垢が発生しやすいので、普段から使い終わった後に拭き上げておくと、きれいを保ちやすいでしょう。
水垢ももらいサビ同様、長く放置してしまうと取れにくくなってしまいます。水垢が付いた場合は、早めにお酢やクエン酸などで落としておきましょう。

ステンレスキッチンの選び方

メーカー

ステンレスをキッチンの素材に採用してるキッチンメーカーはたくさんあります。特にワークトップやシンクをステンレスにしたいと思われている場合、ほとんどのメーカーで取り扱っているでしょう。
もし、キャビネットもステンレスでできている「オールステンレスキッチン」を検討されている場合は、サンワカンパニー・クリナップ・ナスラックなどが選択肢になるでしょう。

ワークトップ

ワークトップとは、野菜を切ったり配膳をしたりする作業台のこと。ワークトップの使い勝手の面でいうと、熱に強く、汚れやにおいが染み込みにくいステンレスは非常に適した素材です。
ワークトップは面積が広いので、キッチンの見た目の印象も大きく左右します。お部屋の床材や壁紙、キッチンの扉材のカラー・素材とのバランスを見て選びましょう。ステンレスのワークトップはシルバーカラーで、比較的どのようなカラーとでもコーディネートしやすいです。
またステンレスと一口に言っても、質感はさまざまな種類があります。ツヤ感があるステンレスと、傷が付きにくいエンボス加工やヘアライン加工とでは、少し印象が変わってくるでしょう。

シンク

大理石製のシンクは明るいカラーが多いため、紅茶やカレーなどの色うつりが気になることも。一方ステンレスは汚れが目立ちにくく、染み込みにくい素材。ステンレスシンクなら色うつりなど、細かなことを気にせずに使いやすいでしょう。
しかし、ワークトップが大理石などの別の素材の場合は、カラーを統一した方がきれいにみえることもあるため、全体のバランスを見て選定するのがよさそうですね。

キャビネット・収納

キャビネットや収納をステンレスにすると、キッチンがプロの厨房のようなかっこいいイメージに。また汚れやにおいがつきにくいので、お手入れもしやすいでしょう。また、木製のキャビネットと比較して、害虫なども寄せ付けにくいのもうれしいポイントですね。しかし傷やへこみなどは付きやすいため、調味料やキッチン用品を出し入れする時には気をつけましょう。

主なシステムキッチンのスタイル

I型キッチン

I型キッチンとは、シンクからコンロ、調理台までが一直線で並んでいるキッチンのことを指します。一番よく使われているオーソドックスなタイプのキッチンです。
I型の中でも対面タイプと壁付けタイプの2種類があります。キッチンの形状は同じでも、向きによって全体の雰囲気がガラッと変わります。

・対面タイプ:リビングやダイニングを向いて料理するタイプ。正面に壁がなくフラットなアイランドキッチンやペニンシュラキッチン、正面に腰壁があり手元が隠れるカウンターキッチンなどがあります。
・壁付けタイプ:正面に壁がくる形で料理するタイプ。広さの限られた間取りでも取り入れやすく、作業に集中しやすいのがメリットです。後ろにダイニングテーブルを置くと、振り返ってすぐに配膳ができます。

II型キッチン

Ⅱ型キッチンとは、シンクとコンロが2列に分離しているキッチンです。リビングやダイニング側にシンク、壁側にコンロを配置することが多いです。Ⅱ型キッチンの魅力は、間口が狭くても設置しやすいところ。また作業スペースを広くとりたい場合にもよいでしょう。

しかしシンクとコンロを行き来するのに、体を180度回転させなければなりません。またシンクとコンロの距離があるため、シンクで洗ったものをコンロに移動する際に床に水がこぼれやすいなど、作業効率がやや落ちてしまうこともあります。

L型キッチン

L型キッチンは、シンクとコンロがL字型に配置されているキッチンです。シンクとコンロが両方とも壁付けになっている場合もあれば、片方が対面タイプになっているものもあります。

キッチンが90度に曲がっているため、シンクとコンロの距離が近く、家事動線が短いのがメリットです。しかし、L字のコーナー部分のワークトップや収納にデッドスペースができてしまい、使い勝手が悪くなってしまうこともあるかもしれません。

ステンレスキッチンにリフォームをする価格相場

ステンレスキッチンのリフォーム費用は、60万円から250万円程度といわれています。しかしシステムキッチンの扉材やカウンター、水栓金具などの機能やグレードによって、かかる費用は変わってくるでしょう。カウンターやシンクは、大理石やセラミックなどに比べると比較的低価格。しかしキャビネットや扉材までオールステンレスにこだわると、高額になってしまうことも多いです。予算に合わせて、どこまでをステンレスで作るかを相談しておくといいでしょう。

ステンレスキッチンのリフォーム事例

【事例1】木目×ステンレスのキッチン

■築年数:39年
■施工地:大阪府
■家族構成:4人(夫婦、子ども2人)

こちらのキッチンは、ワークトップとシンクにステンレスを採用しています。温かみのある木目の中で、シャープなデザインのステンレスワークトップがアクセントに。リビングから見える木目とステンレスのバランスもよく、温もり感とスタイリッシュを兼ね備えたキッチンになりました。

【事例2】モノトーンでシックなキッチン

■築年数:33年
■施工地:大阪府
■家族構成:2人(夫婦)

白と黒で統一されたモダンな空間に、シルバーのカウンターがかっこいいキッチンです。壁付キッチンで生活感を感じさせず、ホテルライクな落ち着いた空間を演出しています。

【事例3】憧れのアイランドキッチン

■築年数:14年
■施工地:兵庫県
■家族構成:4人(夫婦、子ども2人)

クールでかっこいいアイランドキッチンは、家族が集まる家の中心に。ステンレスシンクは色うつりもしないため使い勝手も良好です。セラミックのトップとの組み合わせも、違和感なくしっくり馴染んでいます。

【事例4】ステンレスのミニキッチン

■築年数:26年
■施工地:神奈川県
■家族構成:5人(夫婦、子ども3人)

メインのキッチンの後ろに、ステンレスのミニキッチンを採用しました。足元が空いているため、車いすでも足をぶつけることはありません。小さい子どもでも使いやすいので、家族みんなでキッチンに立つことができますね。

リフォームを検討するならスペースアップ

キッチンリフォームの仕上がりは、依頼するリフォーム会社によって変わるといっても過言ではありません。単にシステムキッチンを交換するだけでなく、暗い独立キッチンからオープンキッチンに変更したり、デザインをガラッと変えたりと、さまざまなプランニングができます。

スペースアップではこれまで数多くのキッチンリフォームを手掛けてきた経験を生かして、ご家族の好みや希望にあわせたリフォーム内容をご提案いたします。施工実績もホームページに多数掲載しておりますので、どのようなリフォームができるかぜひチェックしてみてくださいね。

キッチンリフォームの施工事例一覧 | スペースアップ
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まとめ

キッチンは毎日使うもの。気分が上がるようなおしゃれなデザインで、なおかつ家事の負担が極力少なくなるようなものを選びたいですよね。ステンレスキッチンは、デザイン面でもお手入れ面でも優れた商品です。ステンレスの範囲やデザイン、加工にこだわって、自分だけのお気に入りのキッチンに仕上げていきましょう。

キッチンをおしゃれにリフォームしたいという方は、こちらの記事もご覧ください。

記事の監修者

リフォームアドバイザー

藤本塁

お客様のお困りごとやご要望を伺い、提案から完工までをトータルでサポート。お客様からのご依頼に合わせて、豊富な知識と経験を駆使し、安心安全快適な暮らしをご提案。商品の特性や選び方から費用の目安など、理想の暮らしをご検討する際のポイントや注意点を、わかりやすくお伝えします。

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