リフォームコラム

快適なリラックス空間をつくるリビングリノベーション

コロナでおうち時間が増えるなか、もっとリラックスして快適にすごせる家にしたいと思われている方も多いのではないでしょうか。なかでも住まいで1番すごす時間の長いリビングは、快適性や機能性にこだわりたいもの。間取り変更だけではなく、床暖房や照明計画、コンセント計画など「プラスアルファ」を取り入れたリノベーションをおすすめします。

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間取り変更で開放的なリビングに

一昔前のファミリー向け物件は、広さよりも部屋数を重視した間取りが多いものでした。しかし最近は世帯の人数も減り「部屋数よりも、広いリビングがほしい!」と希望される方が増えています。

リビングとダイニング・キッチンの間の壁を取り払ったり、不要な和室をなくしたり。間取り変更のリノベーションをすれば、今のライフスタイルにあわせた開放的なリビングをつくることができます。

実際にこちらの築23年のマンションでも「リビングダイニング+独立型キッチン」という閉鎖的な間取りで、リビングが狭いのがお悩みでした。キッチンを独立型→ペニンシュラ型に変え、和室もリビングと一体化。大胆な間取り変更で、家族でゆったりとすごせる広々したリビングになっています。

床暖房リフォームで冬も心地良い暖かさを

冷たいフローリングをじんわり温めてくれる床暖房。新築だけでなく、リノベーションのときに後付けすることもできます。

床暖房で家族が自然と集まるリビングに

床暖房はエアコンなどと違い、ほこりが舞うことなく暖められて健康に良いのがメリット。床にごろんと寝そべったときのポカポカとした心地良さは格別で、家族が自然と集まるリビングになること間違いなしです。

床暖房は内装工事とまとめて行うのがおすすめ

最近は床の上からカンタンに重ね張りできる床暖房もありますが、床面が高くなってしまうので、いちど床を壊してから床暖房を設置することがほとんどです。
リビングリノベーションでは床材も新しくすることが多いので、このタイミングで床暖房を導入されるのはとても効率的です。

床暖房は大きく分けて2種類

床暖房には「電気式」「温水式」の2種類があります。

電気式温水式
・発熱体に電気を通して暖める
・電気代は割高
・リフォーム費用は安め
・ガスや灯油でつくった温水を循環させて暖める
・電気代は安め
・リフォーム費用は割高

リビングのように広い場所で長時間使う場合、電気代の抑えられる温水式がおすすめです。狭い場所で短時間使うなら、電気式でも良いかもしれません。

【+α】照明リフォームでお部屋の雰囲気をワンランクアップ

照明器具の寿命は10年ほど。せっかくリビングをリノベーションするなら、古い照明器具を交換するだけでなく、照明プランごと見直してみませんか。

照明リフォームでお部屋の雰囲気を変える

照明というのは、思った以上にインテリアのイメージを左右するものです。間接照明を入れて高級感を出したり、ダウンライトで天井面をすっきりと見せたり。同じ内装、同じ家具のお部屋でも、照明しだいでぐんとおしゃれに見せることができます。

お部屋の用途にあわせた照明計画を

同じ広さのお部屋でも、どんな用途で使うかによって適切な照明演出は違ってきます。例えば書斎やテレワークにスペースは、ある程度の明るさが必要です。寝室やリビングは、温かみのある電球色だったり、陰影のある多灯照明にしたりすると、くつろぎの空間を演出できるでしょう。

コンセントの見直しでプチストレスを解消

新築したときに比べると、家電の数は増えているというお家がほとんどのはず。昔のライフスタイルに合わせたコンセントのままだと、たこ足配線や延長コードでストレスを感じてしまいます。リノベーションでは、コンセントの位置や数も見直してみるのがおすすめです。

今の暮らしをイメージしたコンセント計画を

コンセントを計画される際には、今あるコンセントの位置はそのままで、数だけ増やそうとされる方もいるかもしれません。しかしそれでは使い勝手はいまいち。どこでどんな家電を使うのか、具体的に今の生活をイメージして位置や数を考えることが大切です。

リビングにはこんな位置にコンセントがあると便利

リビングであれば、テレビまわりやテレワークスペースには、多めにコンセントがあると便利です。ダイニングテーブルの近くにもコンセントがあると、みんなでホットプレートを囲んで楽しみたいときに役立ちます。そのほかにも、よくスマホを充電する場所、お掃除用ロボット用、フロアライト用、空気清浄機用などのコンセントも検討されると便利になりますよ。

まとめ

リビングのリノベーションをするときには、好みのデザインに仕上げるのはもちろん、暮らしやすさがアップしたり暮らしの小さなストレスが解消できたりするといいですよね。内装はもちろん照明や設備にもこだわって、家族みんながステイホームを心地良くすごせる空間にしましょう。

スペースアップではリビングリノベーションの事例もたくさんご紹介しているので、ぜひ参考にされてください。

記事の監修者

リフォームプランナー

鈴木淑子

二級建築士 / インテリアコーディネーター

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

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