リフォームコラム
介護リフォームとは?

介護リフォームとは?リフォームの種類や費用目安、失敗しないためのポイントを紹介

「家族に介護が必要になって、住まいに悩みがでてきた」「介護リフォームについて、誰になにから相談したらいいかわからない」ご家庭によってさまざまなお悩みがある介護リフォームは、プロに相談することが大切です。

今回は介護リフォームの種類や費用の目安、必ず知っておきたい介護保険の詳細や、失敗しないためのポイント、成功事例などを詳しくご紹介します。基礎知識を知り、スムーズに介護リフォームを進めましょう。

  1. 介護リフォームとは?
  2. 介護リフォームを検討するときのポイント
  3. 主な介護リフォームの種類
  4. 【場所ごと】介護リフォームの費用目安
  5. 介護リフォームで使える補助金・助成金とは?
  6. 介護保険を利用したリフォームの流れ
  7. 介護リフォームを失敗しないためのポイント
  8. 介護リフォームを依頼する業者の正しい選び方
  9. 介護リフォーム事例6選
  10. まとめ

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介護リフォームとは?

介護リフォームとは、高齢者や障害のある方など介護を必要とする人が、安全に日常生活を送れるように住まいを見直すことです。

消費者庁による調査によると、65歳以上で転倒などで亡くなる方は交通事故の約4倍。そして、転倒事故があった場所の約半数が家の中です。

特に80歳以上になると、段差がなくてもつまずいたり、転んだりする事故が顕著に増えます。その転倒による骨折が、介護のきっかけとなることも。

このような事故を防ぐためには、手すりの取り付けや段差の解消をする介護リフォームが必要になります。リフォームによって「これまで暮らしてきた家で生活を続けられる」というのは、心理的にも大きな意味があるでしょう。

介護リフォームを検討するときのポイント

介護リフォームは要介護者(介護を必要とされる方)はもちろん、介護者(サポートする方)の目線でも考えることがポイントです。

ポイント1:要介護者が暮らしやすいこと

年齢を重ねると、今までできていたことが難しくなる場面があります。しかし介護リフォームによって生活の問題点を解消し、危険を減らしていくことで、自立した暮らしを続けられるように。日常生活を続けていけることは要介護者にとって自信となり、生きる活力にもつながります。

介護リフォームは「こうしたらいいはずだ」と支える側が決めつけるのではなく、要介護者の希望や意見を聞き、丁寧に寄り添って進めていきましょう。

ポイント2:介護者の負担が軽減されること

要介護者の暮らしを守っていくのと同時に、家族など介護する側の目線も重要です。なぜなら、介護は体力的、精神的にも負担を感じることがあるからです。

介護リフォームでは、介護される本人の暮らしと、その家族の負担の軽減を考えます。リフォームするときに、要介護者本人と介護者の意見が合わないときは、第三者である福祉のプロが入って意見をすり合わせる必要も。介護者の負担の軽減は、介護される側にもプラスに働くでしょう。

主な介護リフォームの種類

ここでは、主な介護リフォームの種類を5つご紹介します。

手すり

手すりを付けると転倒のリスクが減るため、自分で廊下を移動したり、トイレへ行ったりする際の安心感につながるでしょう。体が安定するため、介護者の負担も軽減されます。その場所、その人にあった手すりを選ぶことが重要です。

段差解消

部屋の境目などにある数cmの小さな段差は、つまずきの原因となり危険です。転倒による大きなケガや後遺症を防ぐため、段差を解消しましょう。車いすの利用もしやすくなるので、要介護者・介護者両方におすすめのリフォームです。

床材を変える・滑り止めをつける

高齢になると段差がなくても転びやすくなるので、床材の見直しも大切です。掃除しやすいものにすると、介護者の負担も減るでしょう。畳は車いすが使いにくいので、コルク材や滑りに配慮したフローリングへの変更がおすすめです。

扉の変更・取り替え

開き戸を使うときは、扉の分、いったん体をよけなければいけません。高齢者にとってはバランスを崩しやすい動きです。
扉は引き戸、折り戸に変更しましょう。ドアノブは丸いものからレバーハンドルにすると、握力の弱い方でも軽い力で開けられます。

便器取り替え

和式トイレでは立ったり座ったりの動きが負担になり、転倒の危険も高まるので、洋式に取り替えましょう。また便座をかさ上げすると、着座や立ち上がりがスムーズに。便座が電動で昇降し、動きをサポートしてくれるものもあります。

【場所ごと】介護リフォームの費用目安

次に、トイレやお風呂など場所ごとに介護リフォームの費用目安とポイントをお伝えします。

トイレの介護リフォーム

高齢になると、トイレの回数が増えることも。また排泄は自尊心とも関わる行為なので、本人が自立して行えるよう優先的に整えたい部分でもあります。

工事内容費用目安
手すりをつける数万円~
和式から洋式へ変える20~35万円
床材を滑りにくいもの、掃除のしやすいものにする2万円~
トイレの位置を変える、
トイレを拡張する、
寝室やリビングと同じ階にする
数十万円~
ドアを引き戸にする5~30万円

お風呂の介護リフォーム

お風呂の介護リフォームのポイントは安全性。昔の住宅は脱衣所から浴室への段差や、浴槽への高低差が大きく危険な場面があるので、しっかり見直しましょう。暖房機能があるとヒートショックの危険も軽減できます。

工事内容費用目安
手すりをつける数万円~
濡れても滑りにくい床にする10~20万円
開き戸から折り戸にする5~30万円
暖房機能の設置10万円~
浴槽と床の高低差の少ないユニットバスへ80万~
バスリフト設置30万円~

キッチンの介護リフォーム

車いす対応キッチンはワークトップの下に膝が入るスペースがあり、座ったままでの料理や片付けがしやすくなります。昇降機能付きの吊り戸棚や、リモコン付きのレンジフードなど、高い位置の設備を使いやすくすることもポイントです。高齢の方の場合は、IHクッキングヒーターなどを取り入れて安全性の高いキッチンをつくりましょう。

工事内容費用目安
車いす対応システムキッチンへの交換40〜80万円
電動昇降機能付き吊り戸棚の設置8万円〜
ガスコンロからIHクッキングヒーターへの変更10万円~

洗面所の介護リフォーム

クッションフロアは撥水性に優れ、車いすでも移動しやすい床材です。車いすでも使える洗面台は、洗面台下にスペースがあり、座ったまま洗面台を使えます。

工事内容費用目安
車いすでも使える洗面台にする15万円~
引き戸への変更10万円~
段差の解消数万円~
クッションフロアの床にする2万円~

寝室の介護リフォーム

工事内容費用目安
ベッドサイドに手すりをつける数万円~
床材をクッションフロアやコルクに5万円~
引き戸への変更10万円~
足元に照明をつける1万円~
押入れをトイレに改造する30万円~

階段・廊下の介護リフォーム

介護が必要になったとき、どこで寝るかは大きなポイント。寝室の介護リフォームのポイントは、トイレに行きやすいことと、孤独を感じにくくし寝たきりを防ぐことです。

階段や廊下の手すりは、空白をできるだけなくし連続的につけるのがポイントです。場合によっては、壁の補強が必要な場合も。
廊下を行き来できると自分でできることが増え、介護者の負担が減ることも期待できます。

工事内容費用目安
手すりの取り付け数万円~
階段の床材を滑りにくいものに変える2万円~
階段の傾斜をゆるやかに作り変える100万円~
足元に照明をつける1万円~

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介護リフォームで使える補助金・助成金とは?

介護リフォームには、補助金や助成金制度が使える場合があります。詳しく見ていきましょう。

介護保険を利用する

高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みが、介護保険制度です。住宅改修が介護のためだと認定されれば、国からの補助がでます。ただし、要支援1~2、要介護1~5の人が住む家が対象で、事前に申請が必要です。

補助金が出るリフォームの種類

①手すりの取り付け
②段差の解消
③滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
④引き戸等への扉の取替え
⑤洋式便器等への便器の取替え
⑥上記の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

支給限度基準額は20万円、収入に応じて自己負担が1~3割なので、最大18万円が支給されます。これは何回かに分けて利用可能です。要介護状態区分が3段階以上上がったときや、転居したときは再び補助がでます。

市区町村の助成金を利用する

介護保険以外にも、自治体ごとに助成金がでる場合もあります。実例をご紹介しましょう。

大阪市

介護保険を使って住宅改修をするとき、支給対象とならない部分について市からの助成金が出る制度があります。

神奈川県川崎市

65歳以上の高齢者で、要支援1~2または要介護1~5、住宅改造が必要と認められた方を対象に助成金が出ます。 日常生活を補うものであり、介護の負担軽減のための必要最小限の工事が対象です。

兵庫県神戸市

要支援・要介護認定を受けていなくても、高齢者がいる世帯を対象に、手すりの設置及び段差解消などのバリアフリー改修工事にかかる費用の一部を補助しています。

まずは介護保険、足りないところを自治体の助成金などに頼りましょう。お住まいの地域によっては、介護保険との併用ができない場合もあります。申請にあたっては必ず事前の相談をしてください。

改修・リフォームには減税制度も利用できる

介護のための改修・リフォームは、所得税・固定資産税などの減税制度もうまく利用しましょう。

所得税の減税

自分の住まいにバリアフリー改修をした場合、所得税額が一定額控除されます。適用期限は令和5年12月31日です。

<利用条件>

  • 適用を受ける人が所有し、かつ居住用とする家屋であること
  • 引渡し、または工事完了から6カ月以内に住むこと
  • 床面積が50㎡以上であること
  • 店舗等併用住宅の場合は、床面積の1/2以上が居住用であること
  • 50歳以上であるか、要介護・要支援の認定を受けている、または要介護・要支援の方や65歳以上の方と同居している
  • 合計所得金額が3,000万円以下

【固定資産税の減税】
新築後10年以上を経過した住宅に対して一定のバリアフリー改修工事を行い条件を満たすと、翌年度分の固定資産税から3分の1が減額されます。こちらも期限があり、令和6年3月31日までに工事を完了している必要があります。

介護保険を利用したリフォームの流れ

介護保険を利用したリフォームの流れを、順を追って確認していきましょう。

流れ1:ケアマネージャーに相談する

はじめにケアマネージャーや地域包括支援センターの職員などへ相談をします。介護保険を利用するには「住宅改修が必要な理由書」を書いてもらって申請する必要があり、専門的な知識が必要だからです。

流れ2:プラン・見積りを作成する

続いて、介護リフォームの実績がある会社へ見積もりを取ります。どの箇所に、どのような種類のリフォームをするかプランを話し合いましょう。本人や家族の意見から住環境の問題点を洗い出し、申請に必要な見積書や工事の内訳書を作成してもらいます。

流れ3:事前申請をする

介護保険を利用するには、見積書や住宅改修が必要な理由書、改修前の住宅の状況が分かる写真、改修の予定状況を記した図面などを準備し、必ず工事前に申請が必要です。お住まいの市区町村担当窓口に申請します。

流れ4:リフォーム工事をする

リフォーム工事の際に、実際に手すり位置などを要介護者本人が立ち合い確認しましょう。要介護者・介護者の双方がリフォームの内容に納得していることが大切ですので、工事までにケアマネージャーを含めしっかり話し合います。

流れ5:完了届を出して審査を受ける

工事が終了したら、領収証など費用が発生したことがわかる証明、完成後の写真や工事内訳書などを添えて、工事の完了届を出し支給の申請をします。審査を受け、必要な住宅改修だと確認が取れると、費用が支給されます。

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介護リフォームを失敗しないためのポイント

せっかく介護リフォームするのなら、失敗は絶対に避けたいですよね。ここでは、介護リフォームを失敗しないためのポイントを3つご紹介します。

ポイント1:身体状態に合わせてリフォームする

介護リフォームは、画一的な対応ではなく、要介護者ひとりひとりの身体状態に合わせおこないます。身体の状態によって、対応する介護者の動きや介護スペースも変わるでしょう。

手すりの取り付けの場合、身長によってもちょうどよいと感じる高さが変わります。当事者の状態を知らないまま、一般的な高さで手すりをつけると、高さがあわず使いにくいといった失敗も。身体の状態、動きをしっかりチェックしましょう。

ポイント2:福祉のプロに相談する

介護保険を使ったリフォームでも、工事自体には指定業者がいるわけではありません。つまり介護の知識がなくても、工事自体はできてしまいます。介護リフォームの実績や福祉の知識がない会社に頼むと、リフォームしたものの使いにくいといった失敗につながることも。

介護リフォームは必ず、福祉のプロに相談しましょう。リフォーム会社を選ぶときは、役所や地域包括センターで聞いたり、インターネットを活用したりします。

ポイント3:先回りしすぎない

先回りしすぎないことも大切です。たとえば、介護が必要でない時期に手すりをつけた場合、車いすを使うようになったときに手すりが邪魔で通りにくくなってしまうかもしれません。

家族が先回りしすぎて、要介護者の希望とあわないことも考えられます。福祉用具はレンタルという手もあるので、完璧な改修を目指すのではなく、レンタルとリフォームを組み合わせる柔軟なアイデアも必要です。

介護リフォームを依頼する業者の正しい選び方

介護リフォームを依頼する際には、どのように施工会社を選べばいいのでしょうか。ポイントは3つです。

  • 福祉住環境コーディネーターなどの有資格者がいるか
  • 介護保険や助成金についての知識があるか
  • 介護リフォームの実績があるか

福祉住環境コーディネーターは福祉用具にも詳しいので、レンタルできるものの提案もしてくれるでしょう。また介護保険は事前に申請しないと利用できないため、介護保険に知識があるリフォーム会社を選べばスムーズに手続きできます。
介護リフォームの実績も必ず確認しましょう。介護保険を賢く使うためにも、細かい見積もりを丁寧に説明してくれる業者選びが大切です。

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介護リフォーム事例6選

ここからは、スペースアップが手掛けた介護リフォームを6選ご紹介します。ぜひリフォームの参考にしてください。

事例1:安全で広々としたトイレに

二世帯に伴って、トイレスペースを拡張した事例。将来的にもし介護が必要になったときにも、介護する人される人が同時にトイレに入れます。

タンクについていた手洗い器で手を洗っていましたが、無理な体勢になってしまい使い勝手が悪かったので、体への負担を考えてタンクレストイレにしてカウンターに手洗い器を設置。立ち上がりをサポートできるよう、手すりも取り付けています。バリアフリー性はもちろんのこと、おしゃれで広々と使えるトイレ空間になりました。

事例2:不自由なく使えるようまとまった水回り

こちらは、車いすが必要になった家族のために水回りをリフォームした事例です。洗面化粧台は足部分が入る仕様に変更し、車いすのままでも姿勢が安定し使いやすくなりました。大きな鏡は座った体制でもしっかり見ることができ、洗顔や歯磨きの際も気持ちよく使えます。

洗面所とトイレを隣接させ、水まわりをまとめてバリアフリー化したことで、動線も短くなり身支度もスムーズに。引き戸の間口は広く、車いすの方向転換もしやすいので、不自由なく生活が送れます。

事例3:玄関と居室をつなげた空間

こちらは、外用の車いすと室内用の車いすの乗り換えをスムーズに行えるよう、玄関兼居室を増設した事例です。玄関と居室をつなげたことで、一人でも無理なく乗り換えられるようになりました。

土間と居室スペースはフラットにする、滑りにくい床材を使うなど安全性もプラス。乗り換え時に使うベンチを置けるスペースも設けました。車椅子用リフォームでは、室内での過ごしやすさとともに、このような「外出のしやすさ」も大切なポイントになります。

事例4:手すりとベンチで外出しやすい玄関に

コンパクトな玄関を、間取りを変更することなく介護仕様にリフォームした事例。安全に靴を履けるように、折り畳みのベンチを設置しました。普段は折り畳んでおけるので、歩くときに引っかかったりする心配もありません。

手すりを付け、立ち上がりもしっかりサポート。手すりは横方向だけでなく、こちらの事例のように縦方向につけるのもおすすめです。外出しやすくなり、気分も明るくなる玄関リフォームが成功しました。

事例5:システムバスで家族も安心&リラックス

タイルの在来の浴室をシステムバスにリフォームした事例です。タイルの床はひやっとし、足を滑らせる心配もありましたが、リフォーム後の床はほっと暖かく、クッション性も抜群で滑りにくくなりました。

浴槽側の壁には、立ち上がりをサポートできる手すりを取り付けました。さらにベンチ型の浴室を選ぶことで、浴槽をまたぐときの負担が減り、無理なく入浴できます。半身浴にも使え、家族みんなが快適に使える浴室になりました。

事例6:お庭に続くスロープを設置

中2階にある玄関へ階段でしか出入りできなかったお家に、スロープを設置した事例です。

スロープは広いウッドデッキに続いており、そのウッドデッキからリビングに出入りできるようになっています。庭とつながったリビングは、段差をなくすだけでなくリビングに開放感をもたらすというメリットもあります。
それまでは家に入るには階段を使うしかありませんでしたが、無理なく安全に出入りできる玄関となりました。

まとめ

高齢者を転倒などの事故から守り、快適な日常生活を続けるために必要な介護リフォーム。介護保険をうまく使いながら、信頼できるリフォーム業者を探しましょう。

スペースアップでは、有資格者がしっかりとサポート!介護保険やバリアフリーの助成金など、住宅改修時に使える制度申請までしっかりお手伝いいたします。

介護保険が適用されるか不明な場合など、小さな疑問から大きな疑問までお気軽にスタッフに質問・確認してくださいね。

記事の監修者

リフォームアドバイザー

藤本塁

お客様のお困りごとやご要望を伺い、提案から完工までをトータルでサポート。お客様からのご依頼に合わせて、豊富な知識と経験を駆使し、安心安全快適な暮らしをご提案。商品の特性や選び方から費用の目安など、理想の暮らしをご検討する際のポイントや注意点を、わかりやすくお伝えします。

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