リフォームコラム
整理収納のお困りの方へ

整理収納のお困りの方へ

探し物がどこにあるかわからず、外出前にバタバタ…
そんな日常はありませんか?
仮に毎朝10分探し物をしていると考えると1日10分×7日×4週間=280分
1日10分だとしても1ヶ月に約4時間半も探し物に時間を費やしていることになるんです!!

もし、片付いていると、物を探す時間が短縮されたり、同じものを2度買ったりする無駄遣いがなくなり、買うべきものが明確になったり、気分良く暮らせたり、いつでもお友達を家によべたりと色々な面で良さを生みだします。
探し物をする時間を減らし、バタバタする日々を少し変えてみませんか?

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整理収納のすすめ方~クローゼット~

見極め

まずは収納内の物を全て出し、物の量を把握します。
必要なもの、必要でないものを見極めて必要でない物は処分します。必要か必要でないかは1年以上使っているかいないかも判断の材料になります。
とはいえ必要か必要でないかで分けるのは案外難しいものです。下記の様に4つに分けて考えると判断しやすくなります。

  1. よく使っているもの
  2. いつでも使える状態にありときどき使っているもの。冠婚葬祭や季節を選ぶもの。
  3. すぐに生かされる状態でなく所有しているだけのもの。思い出の物や何年も来ていない服など。
  4. 破れているもの。生かされる状態になく廃棄を待つもの。着れない服など。

グループ分け

  • 使用する人別にわける
  • アイテム毎に分ける
  • 使用目的毎に分ける

さらに、これらを使用頻度で分ける。

定位置を決める

グループ分けしたこれらの収納すべき物をまずは借り置きしながら収納する場所を決めていきます。
クローゼット内は使用頻度に合わせて収納するのがポイント!
取り出しやすく、使い勝手の良い位置は、中・下・上という順番です。
この順番にのっとって服や雑貨の収納場所を考えます。

  • 手の届きにくい上部:めったに使わない物(シーズン物・旅行用など)
  • 手の届きやすい高さ:よく使うもの(ハンガー掛けの衣類)
  • しゃがまないと手の届かない下部:ときどき使う物。重たい物(畳んだ衣類)
定位置を決める

また、子どものものは子どもの身長に合わせた手の届きやすい高さに収納します。
借り置きして場所が決まったらそこが定位置になります。

衣類を整理収納する際は衣類の種類等によってその管理方法が異なる事も注意しなければいけません。畳んだ方が良い服と吊るした方が良い服があり、湿気に弱いものや虫の付きやすい素材等もあります。服の特徴や性能もしっかり認識します。

ラベリングする

収納する場所が決まれば、収納場所やかご・箱にラベリングをして定位置を定着させます。中に何が入っているのか分かりやすくし、自分だけでなく誰でも出し入れしやすい収納にします。

まとめ

収納は8割程度に収めます。2割の余裕があると楽です。
洗濯した洋服を収納する時も楽で、物が増えた時にも対応できます。
引き出しが閉まらなくて無理やり押し込んだりすることなく、いつも気持ちよく収納でき、見た目もスッキリします。

収納は全ての人に同じ形がベストになるものではありません。自分のベストを見つけて毎日使いやすく気持ちの良い生活を送れるような収納を作る事が大切です。
そして、整理は物の定位置を決めてもそこで終わりではありません。進学や結婚、子どもの誕生で家族構成が変わったり、歳を重ねて年齢分布が変わるなどライフスタイルやライフステージの変化に合わせて整理収納も変化していきます。今までの収納が使いにくくなった時は見直し時期です。定期的に見直しをし、生活に合った収納へと変化させていきましょう。

記事の監修者

リフォームプランナー

鈴木淑子

二級建築士 / インテリアコーディネーター

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。