リフォームコラム

エコリフォームについて

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エコリフォームって?

体に「エコ」。環境に「エコ」。家計にも「エコ」。地球環境と健康を考えます。

住まいの中の「エコな素材」

自然素材本来の良さ

内装材には、調湿効果のある天然素材を使用し、塩化ビニール素材は一切使用していません。

呼吸する家

天然素材がジメジメしている時などの湿気を吸い、湿度が低く乾燥している時は水分を放出してくれます。

床材

天然無垢材は夏涼しく断熱効果はコンクリートの約10倍!

断熱材

無添加リフォームで使用する断熱材は、古新聞を使ったエコ素材。お家を解体した時にも土に還る素材です。ホウ酸が入っているため難燃性があり防音効果も優れ、グラスウールの4倍の効果があります。

壁材

呼吸する壁材を使用します。珪藻土や木絹クロスなどは、調湿性に優れた壁材です。

シックハウス症候群と対策

私たちを守る家だからこそ、安全で安心できるものを。

「シックハウス症候群」って何?

住居由来での汚染された空気を居住者が吸引することによって起こる様々な健康障害を総称して、「シックハウス症候群」と呼びます。原因は様々で特定は難しいのですが、主に家屋建築や家具製造の際に使用される接着剤や、塗料などに含まれる有機溶剤、木材を昆虫からシロアリ等の害虫から守るための防腐剤から発生する揮発性有機化合物が原因であるとされています。
また、化学物質だけでなく、カビや微生物による空気汚染も健康被害を引き起こす可能性があります。
症状としては、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などを引き起こす事が報告されています。

シックハウス症候群対策

  1. 換気を十分にする。
  2. ホルムアルデヒド等の有害化学物質を含んだ建材は、できるだけ排除する!
  3. 内装仕上げ材には、自然素材を使う!

呼吸する家、しない家(無垢材とビニールクロスの調湿力)

ビニールクロスは貼りやすくコストがかからないため、日本の約90%以上の住宅で使用されています。石油から出来ているビニールクロスには有害物質が多数含まれており、発がん性を有する抗カビ剤、安定剤、発泡剤などがあげられます。
これらの物質はシックハウス症候群の原因となりうるもので、さらに吸放湿性がないため、冬場は室内で結露しやすく、カビ、ダニのもとになります。それらを廃棄した後、800度以下で焼却処分すると人体にも多大な影響を及ぼすダイオキシンが発生します。

ビニールシートの壁紙の部屋は、雨が降る時期には湿度が90%を超え、乾燥している時は湿度が30%で目や粘膜が乾いたりして、部屋の中では静電気が起こりやすくなります。
珪藻土をはじめとした無垢の内装材は、それ自体が呼吸し調湿する事で四季を通じてお部屋を快適に保ちます。日本人にとって過ごしやすい湿度は60%程度。この時にマイナスイオンが発生しやすいのです。

スペースアップでは2003年1月に大阪で最初に「脱塩化ビニール」を宣言。少しでも住みやすい住環境、地球の環境保全をも考える企業になるために真剣に「エコリフォーム」に取り組んでいます。

「ecoなリフォーム」の主な素材

eco「壁材」

珪藻土

植物プランクトンの化石を原料とした塗り壁材。珪藻土には調湿効果があり、お部屋に湿気が多い時は湿気を吸収し、嫌なカビを防止してくれます。塗り壁材だけでなく壁紙に加工されたものもあります。

エコカラット

「エコカラット」は、粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材。湿気を吸収し、カビ・ダニが好む高湿度を抑制。またホルムアルデヒド・トルエンやアンモニア臭などを吸着。まさに呼吸する壁といえます。

エコクロス

天然素材が原料の壁材。オレフィン系樹脂を主原料としたものが多く、燃焼時にダイオキシンや塩化水素ガス等の有害ガスを発生しない環境にも優しい壁材です。ビニール壁紙のように水拭きが可能で表面強度が高く、キズもつきにくいのが特徴です。

漆喰(しっくい)

石灰に麻の繊維を加え、草本や海藻の接着剤、水などを加え練り上げて作られる天然素材の壁材。多くの城郭の壁に使用されています。また漆喰の特性を活かしたタイルや壁紙も開発されています。

アッシュライト

アッシュライトとは火山灰を利用した天然素材で体にやさしい壁材です。光触媒作用により、室内の菌を減菌します。又、アレルギーやシックハウスの原因と言われるホルムアルデヒドを吸収分解する作用もあります。

チャフオール

チャフオールとはホタテ貝殻とモミ殻を使用した天然のリサイクル内装材料です。ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を吸着し低減するほか、防カビ・抗菌性・通気性に優れ、壁・天井材として最適です。

木質系壁紙

木材を薄くスライスしたものに紙を裏打ちした壁紙です。天然木の持つあたたかみや高級感を感じられます。主に、「銘木シート壁紙」「コルクシート壁紙」があり、比較的高価な為、壁の一部にアクセントとして使うと経済的。

手漉き和紙

和紙は樹木の皮などを原料としているため、ビニールクロスとは異なり調湿効果、通気性、防カビ性に優れ、中には撥水加工を施しているものもあるので、日常生活における軽微な水性汚れなら、素早く拭き取る事により落とすことができます。
和紙独特の温かみのあるお部屋でくつろぎ空間にしてみませんか。

eco「床材」

無垢材

集成材とは違い、一本の木からつなぎ目のない一枚物として作られるものです。室内が乾燥すると水分をはきだし湿気が多い時には水分を吸い込むといった調湿効果と保温性に優れていて、使うほどに味が出てきます。

高温多湿の夏、低温乾燥の冬の日本の気候風土によく合います。原料となるい草は調湿効果があり、香り、手触り、足触りが、実に心地よく安らぎを与えてくれ、時と共に変化していくい草の表情を楽しむこともできます。人工素材では決して得られない、独特の風合いこそが自然素材の魅力ではないでしょうか。

コルク

微細な細胞から成っていて細かく分割された空気層が、熱や湿気を通しにくくし、弾力性があり、音や衝撃を和らげるといった優れた機能を持っています。又、燃えにくく、有毒ガスを発生させません。

記事の監修者

設計士

西村佳晃

一級建築士 / 一般耐震技術認定者 / 宅地建物取引士

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。

建物の構造に関する判断を行い、 地震に強く、安心して住める『強い家』を設計。プランナーの提案する図面を建築基準法に基づいた設計基準に照らし合わせ、 必要な補強を行い、採光などバランスの一番良い設計図面として仕上げます。

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