リフォームコラム

家族構成の変化に合わせた間取り変更リフォーム

結婚、出産、子どもの独立など、家族構成の変化が「間取り変更リフォーム」を考える大きなきっかけの1つではないでしょうか?

家族がより快適に、より豊かな生活をおくれる間取りにしたい!
今のライフスタイルに合った間取りに変更したい!

そのための費用や期間、注意点など、間取り変更リフォームの気になる点を解説していきます。

まずはお気軽にお問い合わせください

間取り変更リフォームとは

「間取り変更リフォーム」とは、家族が暮らしやすいように間取りを大幅に変更することです。

1つの部屋を複数に分けたり、反対に複数の部屋を1つにつなげ開放的な空間をつくります。

間取り変更リフォームと一言でいっても、アコーディオンカーテンやロールスクリーンの設置など比較的簡単なものから、柱や梁といった重要な構造部分以外を全て取り払い、1から間取りを考え直すスケルトンリフォームなど工事の規模や内容もさまざまです。

どのくらい費用がかかる?

こんな間取りにしたい!という希望を叶えるために、1番気になるのは「費用」ですよね。
一般的に、工事期間が長くなるものほど、工事費用は高くなると言われています。

リフォーム費用の目安

・アコーディオンカーテンの設置…5~8万円
・間仕切り壁の撤去…5~20万円
・間仕切り壁の新設…15~40万円

またリフォームに使用する材料や、建物の状況によっても、費用は大きく変わってきます。
洗面室やお風呂、キッチンなどの水回りのリフォームをする場合、給配水管や電気配線など付随する工事の費用も考えておかなければなりません。

プランによって大きく費用が変わるので、まずはリフォーム業者に相談してざっくりした費用を計算してもらうのもおすすめ。
市町村によっては、リフォームに対しての補助金が支給される自治体もあるため、事前に調べておくと良いですね。

どのくらいの工事期間が必要?

次に気になる「工事期間」も、工事内容によってさまざまです。

工期の目安

・間仕切り壁の撤去…4~6日
・間仕切り壁の撤去(床の張り替えを含む場合)…5~6日
・間仕切り壁の設置…2~3日

スケルトンリフォームなど大がかりなリフォームを行う場合、リフォーム中の家での生活は困難。ホテルやマンスリーマンションなど、仮住まいを用意する必要があります。
大がかりなリフォームは、夏休みなどの長期休暇に行うと、通学や通勤に影響が少ないですよ。

間取り変更リフォームの注意点

「壁を思いっきり取りはらって、開放感のある空間にしたい!」「広いLDKで家族団らんの時間を過ごしたい!」など、リフォームへのこだわりはたくさん出てきますよね。

しかし、ここで1つ注意点があります。
いくら取り払いたい壁があっても、構造上重要な壁は取り外せないということです。
「どうしてもこの間取りにしたい!」と希望する間取りにするためには、補強工事が必要な場合もでてきます。

またマンションの場合、管理規約で制限がかかることもあるので、管理会社へのチェックを忘れないようにしましょう。

家族構成の変化に合わせた間取りの例

ここまでは、間取り変更リフォームの費用、期間、注意点をお伝えしてきました。
ここからは、さまざまな家族構成やライフスタイルに合わせた間取り変更のプランをご紹介していきたいと思います。

結婚して夫婦2人で暮らす

結婚を機に2人暮らしをはじめるとき、明確にしておきたいのが「何を最優先させるか」です。
例えば、1人のスペースが必要なのかどうか?
「趣味の場所」「個人の部屋」という意味だけでなくリモートワークや在宅ワークが増えた今、家で仕事をすることも多いと思います。
そんな時、作業に集中しやすい完全個室が必要なのか、リビングの一角で仕事をするかで、間取りも大きく変わります。

また出産後の生活や将来的な子ども部屋についても考える必要があります。
しかし、先のことを1番に考えてしまうと、現在のライフスタイルに合わず、生活しにくい空間になってしまう場合もあるので、臨機応変に対応できるようゆとりをもった間取りにしておくことも大切です。

子どもの成長に合わせる

子どもが産まれ、小さいうちはリビングで過ごす時間が多いかと思います。
キッチンに立って、子どもがリビングで遊んでいる様子をしっかり見守れる間取りが人気です。

小学生くらいになると「自分の部屋がほしい!」と希望する子どもも増え、親としては希望通り部屋を与えたくなるもの。
しかし小学生のうちは、きちんと自分で勉強ができているのか心配ですよね。 リビングの一角に子どもが集中できる勉強スペースを設けて、段階的に個室へ移行するなど、子どもの成長に合わせた工夫も大切です。

親との二世帯同居

親の高齢化により、二世帯同居を考える方も多いのではないでしょうか?親世帯と子世帯では生活時間が変わる為、間取りには十分な配慮が必要です。お互いが過ごしやすい、心地良い空間をつくりたいですね。

子どもが独立した後

子どもが独立し、役目を終えた子ども部屋。 今度は自分達のために使いませんか?
ピアノを弾いたり絵を描いたり、読書をする趣味の部屋として……。週末に家にお招きした友人を泊めるゲストルームとして……。
今までと違う使い方をすることでさらに豊かな時間が過ごせるかもしれません。

まとめ

実際にこんな間取りにしたいなぁというイメージをお持ちの方、間取り変更リフォームがしたいけど、何から考えていいのかわからないという方、ぜひスペースアップにご連絡ください。
スペースアップではライフスタイルや家族構成の変化に合わせたリフォーム提案をしています。豊かな生活がおくれる、あなただけのプランを一緒に考えましょう。

記事の監修者

リフォームプランナー

鈴木淑子

二級建築士 / インテリアコーディネーター

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

お客様の要望に応えるべく、プロの目線と女性の目線を掛け合わせて、様々なプランをご提案。ご要望を反映した図面や完成予想図を見ながら細かく話し合い重ね、理想を超える住まいをデザイン。間取りや動線、インテリアデザインまで、幅広く理想の暮らしを叶えるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

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